ITパスポートの難易度が高いか、低いかという議論には賛否両論あります。
「IT用語を駆使した問題が出題されるので、勉強に馴染めない」「問われる内容が浅いのでそれほど難しい試験ではない」など人によって難易度はまちまちです。
私の意見としては、ITパスポートはそれほど難易度が高いとは思いませんし、決して合格が困難な試験だとも思いません。
しかし、簡単かと言われれば、そうではありません。
ITパスポートの試験は、出題範囲が広く全範囲万遍なく出題され、覚えることがたくさんあります。
また、誕生して間もない資格なので、学習ポイントが掴みづらいということも言えます。
そのような試験に置いては、絶対数の勉強時間が必要になり、簡単だと侮っていては決して合格できません。
通常の国家資格同様に、良いテキストや問題集が必要になりますし、効率的に学べる勉強法も必要になります。
つまり、ITパスポートの試験は、きちんと学習する人にはそれほど難易度は高くなく、そうでない人には難易度が高い試験だということです。
簡単なことのように思えますが、意外ときちんと学習するということが非常に難しいと思います。
資格試験に置いて不合格になる典型的パターンが学習不足です。
つまり、勉強時間が足りないのです。
それには色々理由があることでしょう!
仕事が忙しく勉強が出来なかった方、そもそも勉強時間がほとんどないのに独学で勉強してしまう方、本気で合格する気はないので、あまり勉強しようとしない方など上げればきりがありません。
ですが、このような状況では、例えそれほど難易度が高くなくてもいつまでたっても合格できないと思います。
良い教材や勉強のテクニックを学ぶのも良いですが、まずは勉強し続けられなければ何も意味はないのです。
ここで話したことは非常に重要なので、何度も読み返して下さい。
最後に一言いわせてもらうと、勉強は教材やテクニックよりもまずは量です。